ミニバンの頂点。トヨタ・アルファードの歴史をおさらい)その2
2008年、2代目へフルモデルチェンジしたアルファードは、この代から登場した兄弟車のヴェルファイアと共に好調な売れ行きを見せ、中古車市場の高価買取現場を大いに沸かせました。上級グレードには「エグゼクティブパワーシート」と呼ばれる、航空機のファーストクラスのようなゆったりさと優雅さを兼ね備えた仕様が設けられ、2011年には遅れてハイブリッド仕様車も追加ラインナップされました。ハイブリッド車の4WD車には後輪をモーターで駆動させる「E-Four」が採用され、パワフルでどっしりとした走りに加えて先代よりも進化した燃費技術が備わりました。